せいうち日記183 今年の冬は結露が少なかった

冬になると気づまりなのは家じゅうが結露することである。わが家はセントラルヒーティングでないので、暖房がない夜中は冷える。特に雨戸(シャッター)のない2階は、朝になるとどの窓も結露がびっしりである。

ペアガラスになっているのだが、経年劣化のため結露はほとんど防止できない。古くなったタオルで窓枠、窓ガラスをひととおり拭くのが冬の日課であった。

3年前には最低気温が-7℃という尋常でない寒さになったが、今年は直近の観測点である我孫子の最低気温が-3.5℃、-3℃を下回った日も4日しかない。

おかげさまで、結露も少なかった。年によっては結露を通り越して凍ってしまい、サッシが開かなくなることがあるのだが、そんな日もなかった。山のように用意した古タオルも、それほど出番がなかったのはかえってうれしいことである。

先週は放射冷却で朝は冷え込む予報だったが、曇ったくらいで結露というほどではなかった。週末には初夏みたいな陽気になり、3日後には春分の日だから、そろそろ結露のシーズンも終了である。

こうして家のこまごまとした用事をするのは、リタイアしてからである。現役時には会社に行って帰ってくるだけで精一杯で、家のことまで気が回らなかった。築後二十年以上になるが、遅ればせながら手入れしてそれほど古びた家にはなっていないと思う。

外壁や内装で傷んでいるのは、新築から半年で襲ってきた雹(ひょう)による被害と、3.11大震災の影響である。雹では屋根がやられサッシも粉々に割れて保険のお世話になり、いまでもところどころへこんでいる。何しろ野球ボールくらいの巨大な雹で、その時の車は行平鍋のようになって廃車せざるを得なかったくらいである。

震災ではいろんなものが倒れて、石膏ボードがへこんだりクロスが破れたりした。しばらくして保険屋さんが来たけれども、10年経っているし少々の傷はいいですと特に請求しなかった。雹の時のように、そのままで住めない傷ではないからである。

毎朝の最低気温が比較的高かったため、電気・ガス代も安くすんだ。燃料価格が落ち着いてきたことで単価が低くなり、使用量が減ることで請求額が抑えられたのである。ウクライナ以前に比べると高いものの、地球温暖化は悪いことばかりではないと思ってしまう。

p.s. 「せいうち日記」、バックナンバーはこちら。もう180回になりました。

今シーズンは結露が少なく、毎朝の結露拭きが比較的楽だった。

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