厚労省発表の飲酒ガイドライン 糖質制限2024年2月

これまでFC2で掲載していた糖質制限関連の記事ですが、FC2がクレジット会社から手続きを断られたらしく、いろいろ不具合が生じています。

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2024年2月もゆるゆるの糖質制限を続行。最高体重は87.6kg、最低体重は84.9kgであった。最高体重・最低体重ともほとんど変わらなかったが、若干体重が増えてしまった。

2月は結婚記念日があってその前後に飲みかつ食べてしまったのと、ハーフマラソン挑戦で炭水化物を多めに摂ったことによるかもしれない。いずれにしても、体重のわずかな増減を気にしないよう心がけているし、いずれもコンマ以下の増加だから、まあいいとしよう。

さて、今回の話題はアルコール摂取量について。先月、厚生労働省から「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」が発表された。このガイドラインは不適切な飲酒を減らすことを目的としていて、わが国において公的機関がこうした指標を公表するのは初めてのことだそうだ。

その内容をみてちょっと驚いたのだが、脳卒中、大腸がんなどの項目で発症リスクが高まるとされるアルコール摂取量は1日平均20gなのである。

この数字はなんと、私が昨年来気にしている1日平均20g以下とまったく同じである。アルコール摂取量に換算するという考え方も同じである。

まさに、時代が私に追いついてきている。私の場合は、体調が悪くならない目安として経験的に出てきた数字だが、厚労省の数字は研究成果に基づき、きちんと統計的に処理されて出てきたものである。

ガイドラインによると、脳卒中(出血性)等で1日20g、脳卒中(脳梗塞)等で1日40g、肝がんで1日60gだそうである。どの項目も1日平均20g以内に納めれば、発症リスクは高まらないということになる。(男性の場合。高血圧などアルコールを少しでも摂取すればリスクが高まるものもあるが、これはまあ無理)

かつては酒は百薬の長とされ、適量のアルコールはむしろ健康にいいとされていたが、厚労省はこれを完全に否定した訳である。そして、チャンポンはいかんとか、週1日休肝日とかでは不十分で、きちんとアルコール摂取量を計算して飲むことが推奨されている。

ただ、1日平均20g以内ということは、1日におよそビール350ml1缶ということである。ビールを1缶におさめるだけなら簡単だが、その他に日本酒もワインも焼酎もあるのだから酒飲みには難しい。そしてガイドラインには、あらかじめ飲む量を決めてそれ以上飲むなとも書いてある。そんなことができる呑兵衛はいない。

厚労省のこの発表には、飲食業界や呑兵衛連中から非難轟々のようだが、信頼できる研究成果を基にしたものだから文句の付けようがない。 

アルコール度数14%の養命酒の売上に響くかもしれないが、みんながアルコール摂取に気を使わなければならないのは、当り前といえば当り前なのである。

ちなみに、2月のアルコール摂取量は1日平均17g。最近は週2日くらいしか飲まない。休肝日2日ではなく、休肝日5日である。これで3ヶ月連続20gを下回った。厚労省の言う通りにしているから、何かいいことがあるだろうか。

 (この項続く)

  p.s. 糖質制限で十数kg減量し、糖尿病が劇的に改善しました。過去記事バックナンバーはこちら

 厚生労働省が飲酒リスクについて発表。昨年から個人的に気にしていたアルコール1日平均20gが公的指標となった。時代が私を追いかけている?

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