中高年の山歩き 足尾山・一本杉峠(前編)

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この冬は、もっぱら筑波山バリエーションルートと宝篋山周辺を歩いたが、至る所に「入山禁止」「進入禁止」の貼り紙であった。もともと登山道であった道をなぜ独占しようとするのか疑問だが、来るなと言われると別に行かなくてもいいよと思う性分である。

前に足尾山へ行ったのは4年前になる。あっという間に、月日は過ぎてしまうものである。頂上から望む壮大な光景は、いまだ記憶に新しい。おそらく筑波山系の中でも、随一ではないかと思われる。

だから次は足尾山と計画してはいたものの、2024年2月はスケジュールがなかなか合わなかった。申し込んでいたマラソン大会があり、急に天候が崩れ、とうとう3月になってしまった。

3月になると三寒四温で天気が安定しない。晴れても西高東低で強風間違いなしだったりする。3月11日の月曜日は震災何年目かになるが、ようやく風も収まりそうなので、あわただしく用意して歩くことにした。

2月は山には行けなかったが、お願いしていた鈴木敏信さんの自費出版「筑波山系の山路を辿る」の増版ができたと連絡があり、こんこんギャラリーに取りにうかがった。値段は2200円。どう考えても、この値段は原価の半分以下であろう。

デジカメで何ページか撮って参考としてはいたものの、原本があるとなおさらありがたい。筑波山系なのでもちろん足尾山や加波山も調べてある。何しろ鈴木さんは、筑波山系に800回足を運んでいるのである。

この朝は車を出そうとすると-5℃、フロントガラスが凍ってしばらく発車できないほどだった。りんりんロード真壁休憩所の予定だったからよかったが、男の川登山口とかならアイスバーンだったかもしれない。

ひたち野うしくから学園東通りを走ったら比較的スムーズで、いつもより若干早く学園都市に入った。7時過ぎに真壁休憩所着。サイクリストのおひとりに続く2台目の到着だった。身支度をして7時25分出発。快晴無風、絶好のコンディションである。

交差点をわたり、史跡真壁城址の前を進む。真壁城址の背後には筑波山。この方向からだと女体山・男体山・坊主山の3つのピークが見える。頂上直下は白くなっているから、先週の雪が残っているらしい。

そして左側を見ると、日光連山がくっきり見える。写真に撮るとぼんやりとしか写らないが、肉眼でははっきり見える。男体山の薙が雪で縞になっているし、女峰山や白根山の上の方も真っ白だ。

この冬は雪が少ないといわれていたが、先週千葉ニューでも降った雪が残っているようだ。もう3月半ば。この分でいくと、ゴールデンウィーク前の日光は厳しいかもしれない。

そんなことを思って歩いていたのだけれど、いまから登る茨城の低山でも雪で難儀するとはこの時知る由もなかったのでした。

(この項続く)

p.s. 「中高年の山歩き」バックナンバーはこちら

筑波山系のバイブルともいえる鈴木敏信さんの自費出版「筑波山系の山路を辿る」、2023年版が出ました。

快晴無風、絶好のコンディション。史跡・真壁城址の背後に筑波山の3つのピークが見える。
関東ふれあいの道標識にしたがってきのこ山に向かう。麓は全く雪の気配がないのだが。
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