糖質制限2024年3月 久方ぶりの減り期

2024年3月の最高体重は85.8kg、最低体重は83.5kgであった。2月と比べて、最高は1.8kg、最低は1.4kg絞れている。生活はそれほど変わっていないから、言うところの「減り期」なのだろう。

ダイエットをしていると、まったく同じように生活しているにもかかわらずちっとも体重が変わらない時期があるし(というよりも、ほとんどそういう時期である)、がくんと体重が落ちる時期もある。

過去記事をみると昨年6月と12月に減り期があって、12月には2年3ヶ月ぶりに最低体重が84kg台に落ちた。それ以降、年末には増えたのだけれど、ここへ来て毎日の節制が実ってきたようで、83kg台達成である。

83kg台はもちろんうれしいけれど、それ以上に成果を感じるのは最高体重でも85kg台ということである。昨年夏くらいまで最低体重が86kg台だったのに、今は最高体重が85kg台である。奥さんには「体が薄くなった」と言われる。

手足や顔には皺が目立つけれども、腹回りを見ると痩せたというよりも絞れたという印象で、筋肉は落ちていないようだ。この体重になったのは20代前半以来だから、40年間あったはずの皮下脂肪、ぜい肉がなくなったということで、不思議な気がする。(あとしばらくで骨だけになるが)

最近読んだ本「土と内臓」によると、人間が自分の意志や努力でしていると思っていることのかなりの部分は、腸の中で微生物が行っているという説がある。微生物の構成が変わると、ホルモンの分泌も変わるし脳への信号伝達も違うらしい。

脳内物質として知られるセロトニンの大半は脳ではなく腸で分泌されていて、気分の浮き沈み、やる気のあるなしなどセロトニン由来とされる脳の働きは、もともと人体と微生物間の調整に使われたことが徐々に明らかになっている。

ここ数十年で急拡大している疾患、膠原病(自己免疫疾患)やアレルギーの原因のひとつも、腸内微生物が関係している可能性が大きい。以前、花粉症が増えたのは寄生虫(回虫とかいろいろ)がいなくなったためと言われたが、もっと小さな微生物が重要だった訳である。

地球外生物というと、火星人とかETを想像してしまうけれども、微生物とか単細胞生物だったら、太陽系外まで出なくても見つかるかもしれない。土星や木星の地下数kmまで調べられないし、地球人と意思疎通できない。そもそも目に見える大きさでないから見つからないだけである。

とはいえ、目に見えなくても人体に影響を与えるから、地球外生物と遭遇するのもよしあしである。どんな病気を招くか分からないし、彼らにとって出会うものはエサである。地球内の微生物だってまだ解明途上なのだから、地球外まで手は回らない。

(この項続く)

p.s. 糖質制限シリーズ、バックナンバーはこちら

p.s.その2 糖質制限事始め、GO DOWN CLASSICに載せてます。こちら

モントゴメリー&ピクレー著「土と内臓」。土づくりが植物の生育に不可欠であるように、腸内微生物の構成が人間の健康に重要であると述べている。
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