血液検査の結果は 糖質制限2024年7月(続き)

この春の「減り期」以来初めての血液検査、結果が返ってきた。

体重も順調に落ちているし、毎日体も動かしている。夜トイレに起きる回数が多く眠りが浅くなっていることを除き、体調に悪いところはない。だから検査数値も悪いことはないだろうと油断していたら、こういう時に限っていろいろ出てくるのであった。

先月の検査結果が返ってきた。血糖値・HbA1cは改善したものの、他のところで異常値が出ていた。

まず言われたのは「血糖値、ヘモグロビンA1cは正常です。問題ありません。LDLコレステロールが下がりすぎているので、アトルバスタチンの量を減らしましょう。」

確かに、LDLの数字が59になるのも初めてだし、HDLより少なくなったのもこれまで見たことがない。HDLが42、LDLが208などという数字ばかり見てきたから、自分の体のこととはいえ違和感がある。

糖尿病薬がなくなってからも、高脂血症薬のアトルバスタチンは続けてきたから、その効果かもしれない。調べると、LDLの下がりすぎは動脈硬化のリスクが少ない場合と、逆に全身状態が非常によくないケースがあるとのことである。まあ、薬が減るのはたいへんいいことである。しかし、話はそれですまなかった。

eGFRの数字が引き続きよくないです。ここ最近、50台を行ったり来たりしています。腎臓の状態があまりよくないということです。」

eGFRとは推算糸球体濾過量のことで、腎臓がどの程度働いているかを示す数字である。本来は一定期間の尿を採取して調べるが、血液検査の結果から推定できる。推定にあたって使うのは、クレアチニン値と年齢・性別である。

eGFRは60~90程度が通常だが、60を下回ると腎機能の低下が疑われ、50を下回ると治療対象となる。私の場合、1年半前に50.7まで下がり、その後60台まで回復したものの、今回再び56.2と下がってしまったのだ。

ただ、クレアチニンは血液中の老廃物であるので、腎機能が低下した場合だけでなく筋肉量が多い場合や、たんぱく質の多い食事をとった場合にも上昇する。私は若い頃からクレアチニン値が高く、30~40代の頃は1.1とか1.2だった(昔は小数点1位まで測定)。 これまでの人間ドックでも、0.9を下回ったことはほとんどない。

だから、eGFRだけで判断せず、なぜそういう数値になっているか検査しないと、本当に腎臓がよくないのか分からないのではないだろうか。私の場合、クレアチニン値は1.03でよくないといっても過去もあった数字である。にもかかわらずeGFRが下がっているのは、歳をとったからなのである。

(この項続く)

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