展望台・三登谷山を経由して下山 雨巻山(完結編)

雨巻山頂上からは、「三登谷山 →」「展望台 →」の二方向に案内がある。まず展望台に行ってみる。

頂上からかなりの傾斜で下りるので大分遠いのかと思ったら、すぐに登りとなる。雨巻山は南北の双耳峰となっているようで、展望台のある南峰の方が広いように見えた。

はじめは大きいベンチしか見えなかったのだが、「展望台」という立札が立っている。木々に囲まれて、高さ5mほどの木組みの塔があった。展望台というより物見やぐらといった方がイメージに合う。

8段ほどの梯子を登ってやぐらの上に立つ。塔全体も木々に囲まれているが、やぐら上部も茂みの中で、展望はあまり開けない。繁った葉の向こうに、少しだけ山が見えた。

WEBによると、かつてこの展望台から筑波連山が見えたということだが、残念ながら木々が繁りすぎて展望は開けていない。雨巻山には東側と西側の展望が開ける場所があるので、南側も望めればいいのだが、なかなかうまくいかないようだ。

再び雨巻山頂に戻り、いよいよ三登谷山(みつどやさん)に向かう。これまでと同様登ったり下ったりのハードな稜線歩きである。2ヶ所ほど、林道経由で大川戸に戻るショートカット道がある。

四、五十分歩くと、展望コース分岐という場所になる。ここは西山麓の栗生(くりゅう)への登山道で、大川戸に行く途中通った集落である。大きな駐車場はないが、展望コースというくらいで景色はいいのかもしれない。

そして、この分岐に展望の開けている場所がある。御嶽山や雨巻山より雄大かもしれない。そして、ここからは西側の眺めが広がる。日光連山が見えるはずであった。しかしこの日は水平線間際が霞んでいて、残念ながら見ることはできなかった。

展望コース分岐から5分ほどで三登谷山頂である。山頂にはベンチが置かれているが、狭くて2脚しか置いてない。この日も先客がお昼休憩中、私が水分補給していたので、次のグループが休めなかったのは気の毒であった。

三登谷山から大川戸まで、ようやく下り基調の道となった。この日はなだらかな稜線歩きを期待していたらアップダウンが続き、累積標高差は900m近くなった。とはいえ、コースそのものは整備されていて、薮漕ぎしたり岩がごつごつということもない。

しばらく下っていくと、傾斜がゆるやかになり道端にもシダが目立つようになり、沢が近い雰囲気になったのはうれしかった。いったん林道に出て石造りの橋を渡ると大川戸駐車場。朝は5、6台しか駐車していなかったが、下山した時は20台以上止まっていた。平日なのに、なかなか人気あるコースである。

この日の行程
大川戸登山口(190) 7:25
8:20 御嶽山(433) 8:30
8:45 足尾山(413) 8:45
9:00 御嶽山(433) 9:00
10:25 雨巻山(533) 10:50
11:55 三登谷山(433) 12:00
12:40 登山口(190)
[GPS測定距離 8.0km]

p.s. 「中高年の山歩き」バックナンバーはこちら

雨巻山展望台は双耳峰の南峰にある。展望台というより物見櫓という感じ。付近にはベンチがいくつかあり、雨巻山ベンチがいっぱいの時は使えそうだ。
雨巻山から三、四十分で三登谷山(みつどやさん)。ここからは西、日光連山側の景色が広がる。テーブル付とテーブルなしと二組しかベンチがない。
三登谷山からは急下降して大川戸登山口に戻る。傾斜が緩くなってシダ類が目立つようになると、もうすぐ麓である。
↓どれかクリックしていただければうれしいですが、ブログ村は最近広告ばっかりなので、データ無制限でない方はご注意ください。
にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ  にほんブログ村 ダイエットブログ 低炭水化物・糖質制限ダイエットへ  にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ

コメント

このブログの人気の投稿

働かなくたっていいんじゃないか

マーガリンは本当に体に悪いのか

これは貧血じゃなくて塩分摂り過ぎ?