マカオ厄払いの旅

先日のブログに、いま五千円一万円で四苦八苦するのは、昔グリーンチップを数秒でやり取りした報いかもしれないと書いた。さすがにブラックチップ($100)を気楽にベットすることはできなかったが、レッドチップ($5)、グリーンチップ($25)まではそれほど緊張しないで賭けることができた。いまや、年金支給日前には財布に千円札がない。

以下は、スプリットが5つ出て勝ったたいへん珍しいケース。金額はおそらく100HK$、当時で約1,400円だったので、1,400円賭けたつもりが7,000円賭けることになってしまった。こういう場合たいてい負けるのだが、何とか勝つことができた。たまにはこういうことがないと、カシノに行く楽しみがなくなってしまう。2007年5月、もう19年前のことになる。
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しばらく前から、ひどい状態が続いている。KKvsTTではTが出て負けるし、QQvs84では4が2枚出る。ATvsA5のように重なっているじゃんけんでも、私がTの方だと必ず5が出るし、私が5を持っていると5など絶対に出ない。AA、KKが来ても必ず1ラウンドだし、それも2週間に一度のペースである。というわけで、今回のテーマは厄払いである。

観音堂で10HK$で線香の束を買い、現地の人に混じって3つのお堂を巡ってお祈りする。3つのお堂はそれぞれ道教、仏教、儒教であり、現世利益と来世の幸せをともに祈願できるようになっている。本尊というか神像(媽祖や孔子)の前にはひざをつけられるようにクッションのようなものが置いてあり、線香を持って拝みながらひざまづくのが現地のやり方のようだ。

見よう見まねで同じように拝礼し、勝負運の向上を祈る。厄払いはお大師さまが定番だが、遠く日本からの参拝だからそこは斟酌してくれるはずだし、何しろ日本ではまだカジノは合法化されていないので、本場マカオの神さまにお祈りするのが筋であろう。手が線香の色に染まってまっ黄色になってしまったが、一通りお祈りして何かが抜けたような気がした。

そんな訳で今回はとにかく100HK$でも勝って帰ることが重要である。前回のテニアンで何とか海外カシノの連敗を止めたけれども、昨年一年間マカオでは負けてばかりである。初日のギリシア神話のバカラで最初4連勝した後1勝5敗と急降下し、結局イーブンになったところで引き上げざるを得なかったことから、改めて決意した。今回は金額じゃない、勝つことである。

2日目に観音堂にお参りした後、グランドリスボア、リスボア、ファラオパレス、サンズと回り、計画通りそれぞれのカジノを若干のプラスで引き上げることができた。サンズのBJではいい調子でプラスが大きくなっていたのだが、ベットアップしたらKK対ディーラーAからA、T、9と起こされて負け。

これはいきなりピクチャーを出されるより始末が悪いし、だいいちポーカーじゃないんだからAA(ディーラーの)は弱いはずである。次にA4vsディーラー5のダブルから引いたのが5。よしこれで挽回と思う間もなくディーラーは6、ピクチャーである。すぐに引き上げたのは言うまでもない。

そして最終日の朝、場所は再びギリシア神話カジノ。ここで大負けしなければなんとかプラスで帰れるので、100ミニマムのBJ卓に座る。連敗、連勝、連敗、連勝となんとか原点を維持しつつ時間は経過する。負けはこちらが19とか20でも裏ブラックジャックとか21を出されて負けることが多く、勝ちはディーラーバストで勝手に負けてくれることが多い。そして問題の一手となる。

ハンド77でディーラー4。絵札の対子(KKとか)を除くと今回初めてのスプリットハンドである。スプリットすると、一つはT、一つは7である。もちろん対子ベットはしていないが、再びスプリット。今度は最初が6、次が7である。再々スプリット。今度はいきなり7。なんと7の5ハンドスプリットとなってしまった。対子にベットしていたらたいへんな儲けになっていたところである。

ルール的にスプリットが5つもできるのはマカオならではであるが、確率的にも大変に低い。最初の2枚が13分の1、3枚目以降は13分の2である(マカオはスプリットされた各ハンドの2枚目を先に配る)。したがって5枚スプリットになる確率は1/13×2/13×2/13×2/13=0.028%。10000回に3回以下しか起こらない。そんな珍しいことなのに、この時点では一銭も儲かっていない、というよりリスクが大きくなっているだけなのであった。

5ハンドの内訳は、20、18、17、16、13。全部取れる可能性もあり、全部負ける可能性もある微妙な数字である。ディーラーの最初のカードは絵札。そして次のカードで卓のみんなが「コン(公=絵札)!」と応援してくれたら出たのが9。ディーラーバストで、5ハンド全勝である。これで波に乗って、次は11ダブルから絵札で連勝(マカオは11でしかダブルダウンできない)、この2手が決定打となり、なんとか今回遠征をプラスで終えることができた。

そういえば、こういうケースでは昔は必ずディーラーが勝手に10%くらいのチップ(tip)を取って配当していたものだが、サンズ開設以来そういうことは少なくなって、いまではSJM(リスボア系)のカシノでも何の問題もなく全額配当してくれる。そんなことをなつかしく思い出すほど、超久々のマカオにおける勝ち戦でありました。

p.s. この記事の続きはこちら

リスボア前から見た新葡京(グランドリスボア)の威容。このあたりの風景が変わってしまいました。


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