中高年の山歩き 雨巻山(前編)

5月下旬は泊りがけで日光の予定だったが、どうも天気がはっきりしない。昨年は予報が晴れだったのに出かけたところ雨で、一泊余計に泊まらなければならなかった。諸物価高騰の折、できればそういう事態は避けたい。

そして今年は逆に、雨予報が晴れになった。ただ、南に梅雨前線がいることは確かなので、泊りがけはリスクが大きい。いろいろ考えて栃茨県境の雨巻山に行ってみることにした。

雨巻山は仏頂山・高峯の西にある山塊で、足尾山・三登谷山(みつどやさん)などの峰々と連なる。県境とはいえ山頂は栃木県にあり、茨城県は稜線の途中までになる。両県どちらからでも登れる。車を使う場合は駐車場があるのは栃木県側で、茨城県からだと路肩に止めることになる。

仏頂山・高峯はマウンテンバイクに荒らされてひどい状況であったが、雨巻山一帯は模範的ハイキングコースと筑波山系の達人・鈴木さんも言っている。WEBを見ても評判は悪くないので楽しみにしていた。

ただし、千葉ニューからだとやや遠いのがネックである。奥多摩・丹沢は家から3時間以上かけないと登山口にたどり着けないが、筑波山だと2時間かからない。それに慣れてしまうと遠いように思うのだが、泊りがけで行くほどの距離でもないのは確かである。

2024年5月22日水曜日、4時半過ぎに家を出発。もちろん一般道で、ひたち野うしくからつくば経由。このルートには道の駅がないので、サイクルロードの雨引休憩所で一度休憩して県境に向かう。登山口への県道は一車線しかなく、山道なのに上からスピードを出した車が何台も下りてきて怖かった。

ほぼ3時間かかって大川戸の登山口着。五十台ほど止まれる駐車場がある。ガイドに「釣り堀」とか「流しそうめん」とあるので寂れた雰囲気を予想していたら、最近建て替えられた新しい建物だった。ただし、トイレは仮設である。(筑波山もところによりそうだが)。

休憩ベンチで、朝早くから食事しているカップルがいた。登山前の腹ごしらえだろうか。珍しいことである。確かに一時期ほど暑くなくなって、朝方は涼やかな気候である。

舗装された林道をまっすぐ進むと三登谷山(みつどやさん)方向、喫茶雨巻の建物横から山道を沢沿いに入ると足尾山方向である。この日は、足尾山から雨巻山、三登谷山と時計回りに歩く計画である。広い休憩場所は雨巻山にしかないので、周回コースをとるならこの方がいいかもしれない。

沢沿いの道はすぐに林間の登りになる。ひとしきり標高を上げた後で、尾根コースと沢コースの分岐となる。一筆書きにするなら沢コースなのだが、下りて登るのが嫌なので尾根コースをとる。コースタイムはたいして変わらないが、沢コースは一枚岩の滑りやすい場所があるというWEB情報もある。

いくつか分岐があるが、案内があるので迷うことはない。主稜線まで上がるとほどなく御嶽山である。「おんたけさん」と読むようだ。一段下に古い手水鉢(江戸時代か)があったので御嶽信仰に関わる山だと思うが、社殿や祠は見つからなかった。

山頂にあるのは案内板の他、テーブル付のベンチが一脚。ここまで登ってはじめて展望が開けた。稜線の東側の山々である。筑波山に慣れているとすぐ海のような気がするけれど、栃茨県境まで来ると茨城県を横切らなければ海にならない。この日は地表近くに雲が多く、とても海まで見えなかった。

(この項続く)

p.s. 「中高年の山歩き」バックナンバーはこちら

大川戸駐車場から足尾山方面への登山口は、茶店雨巻の横を入る。
噂通りコースの整備は整っていて、刈り払いや案内板もきちんとしている。案内の番号は、ホームページに載っているコースガイドと同じである。
御嶽山までずっと林の中で、山頂ではじめて景色が開ける。一段下に古い手水鉢があったので、おそらく御嶽信仰の山だろう。
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